2010年6月7日月曜日

W杯開幕まであと4日、日本初戦まであと1週間

南アフリカワールドカップも目前に迫ってきました。
フランス大会(98)、日韓大会(02)、ドイツ大会(06)と回を重ねるごとに
心なしか高揚感が薄れてきたと感じるのは日本がW杯に出場するのに慣れてきたからでしょうか。

スポーツライター金子達仁氏の著書「28年目のハーフタイム」や「決戦前夜」、
雑誌Numberやweb上のコラムなど大変興味深く拝読してきましたが、
スポニチワールドサッカープラスで書かれている
最近のコラムはちょっと違うかなと感じています。

最近の岡田ジャパンの戦績・試合内容もあってかなり辛辣な評価になっていますが、
他所の国が間際になって監督を解任した前例があるからといって、
今になって監督を変えたところでどうなるものでもないと自分は思いますね。
また、以下のコメントは見当外れではないかと思います。
後半開始に合わせて、岡田監督は3人の選手を一挙に交代させた。本番でできる采配ではない。監督としては、禁じ手を使ってでも、最後の試合は勝って終わりたかったのだろう。自らが期待する選手として指名した本田のプライドをズタズタにしてでも、岡田監督は勝ちたかった。
交代で出した3人、特に中村俊輔は元々チームの中心的な存在であったにも関わらず
ここ最近はコンディションが悪く、岡田監督にしてみれば起用をどうするか非常に悩ましかったと思う。
この交代は勝利を目指した交代ではなく、最終テスト・最終確認の意味合いが強かったのではないか。
「戦える選手、戦えない選手がわかった」という岡田監督の弁に従えば俊輔の起用はないと思うが、
俊輔の内容を果たしてどうとらえたか・・・。

それよりもコートジボワール戦で気になったのは相変わらずの悠長なボール処理である。
アフリカ人選手の寄せてくるスピードの速さ、球際の強さ、プレーエリアの広さ
こういった身体能力は何年も前からずーっと分かりきっていることであるにも関わらず、
パスを待つ→ボールを止める→シュートを打ちやすい体制に持ち直す→テンポでシュート
毎回毎回これをやって止められている。
彼らはプロなのだから、ど素人の自分が気づくようなことはとっくに気づいているハズだ。
アフリカのチームを相手にどフリーになることなどありえない。
それでもダイレクトプレーを選択するよりは、この方が良いと思っているのだろうか。

身体的素養で遅れをとるのは仕方がない(もう少し改善の余地はあると思うが)
現状認識、判断力、集中力、危機察知能力、こういった点で改善が見られないのは
見ていて非常に腹立たしい。

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