イングランドとの親善試合

南アフリカW杯前の親善試合で日本とイングランドが対戦した。
日本は前半コーナーキックを闘利王が蹴り込み先制するも、
後半に闘利王・中澤とオウンゴールが出てしまい結局1-2で敗戦。

各メディアの論評は「日本イングランドを追い詰めるも惜敗」「ワールドカップに向け光明が見えた」
などとこの試合を高評価している。

自分の率直な感想は日本が善戦したというよりも、イングランドの出来が悪かったように思えた。
少し日本を侮ったようなプレーや、つまらないミスも多く、どういうモチベーション・意図で
試合に臨んでいるのか良く分からなかった。
優勝を目指してる俺達にとって日本なんかに負けたくはない、
できれば大勝してW杯にはずみをつけたいがケガは一番したくない、
思ったより張り切って当たってくる日本にオイオイと思いつつ
先制されたことでやりにくくなったなぁ・・・。
というところがイングランドの本音だろうか。

コーナーキックで低いボールを使う発想は良いとは思うが、果たして本番前に見せて良かったのか？
それがたまたま入ったからといって喜んでいて良いのだろうか？
いつカードをもらうか分からないプレーを続ける大久保というリスクを抱えたままで良いのか？
闘利王のオウンゴールの場面で一人で対応すると言って闘利王を制した長友の判断は正しかったのか？
それにあっさり従った闘利王の判断は正しかったのか？
バックラインでハイリスク・ローリターンなボールコントロールを繰り返す中澤・闘利王はそのままで良いのか？
なかなか前を向けず孤立しているように思える本田さん、
公言したとおりあまりディフェンスをしない本田さん、
と思えば勝負をしかけずにパスを出しちゃう本田さん、
ありえないPKを献上した本田さんはそのままで良いのか？

W杯を盛り上げたいマスコミ、バックにいる代理店は煽るだろうが、とても善戦だったとは思えない。
もっとちゃんとしたことを言う人が居てもイイと思うのだが。