2018年7月2日月曜日

W杯2018 日本vsポーランド 終盤の戦い方について独り言

色々と賛否巻き起こっているようですが、自分は反対です。

まず整理するために賛否の意見を大きく4つにわけます。

賛成
①結果が全て。結果が出たのだから文句言われる筋合いは無い。
②戦況的にやむを得なかった。

反対
③道義的にいかがなものか。フェアじゃない。
④他会場の試合に丸投げした。他力本願はあり得ない。

①③は感情論でどちらも議論に値しないと思います。
相手の意見を批判する際に①③をあげつらうのは論点のすり替えで、こちらも議論に値しません。
自分の意見は④ですが、過去の大会でも見られたように両者が通過確定している状態で終盤パス回しに終始して終わるというのは全く問題無いと思っています。
むしろ、そうしなければ問題でしょう。
しかし、今回は過去によくあった状況とは異なります。
他会場が引き分けになれば予選敗退となってしまう状況です。
2失点目をできるだけ回避しつつ、できれば同点も狙う。そうすべきだったと思います。
(前線に人数をかけたり、ましてやGKを上げたりはしない)
自分たちで勝利(GL通過)を掴む手段があるのに、それを放棄して他人に任せた事は勝負事を曲げてしまったと思います。

また、この試合は終盤の戦い方以外にもギャンブルと思しき行為がありました。
ベストメンバーでないスタメンを採用した事です。
それを含め勝負を曲げた事の問題点はいくつか挙げられます。
・先を見越して本来のスタメンを温存したのでしょうが、結果スタメンと控えの質の差が浮き彫りになりました。これは良い面でもありますが、両者の間に溝を生む可能性もあります。
・一部のスタメンは温存できたでしょうが、今や一番の中心選手と言っていい柴崎などは控え選手のプレーを補うためより疲弊したように見えます。
・終盤の戦術は余計な批判、雑音を生む事になりました。トーナメントの観客は当事国の人だけで無い中、ベルギー戦はアウェイのような空間になるかもしれません。
・一部報道で西野監督は「急遽この戦術をとる事を選択した」とインタビューに答えたそうです。実際この戦術をとる事を決めた直後は、確認のため少し混乱があったように見えました。ピッチ内の選手の中には確定している事で採用された戦術でなくギャンブルであった事を知らなかった選手もおそらくいたでしょう。選手は当然おおっぴらに采配を批判するような事はできませんが、色々な思いを胸に挑んでいる選手たちがこのギャンブルにさらされた事を心から納得できているでしょうか。第3戦でベストを尽くさぬまま、自身が出ぬまま危うく終わってしまう可能性があった事を。
・そしてあの戦術を採用したという事は、「あのまま日本が攻めて失点する可能性」と「コロンビアがこのまま失点しない可能性」を天秤にかけられて日本の選手が信用されなかったと同様です。選手と監督の間に不信感は芽生えてないでしょうか。西野監督が選手に謝罪したという報道もあります。


個人競技ならいざ知らず、団体競技で合意形成のされてない他力本願なギャンブルが行われた事は残念に思います。
しかし結果的にギャンブルは成功しました。
諸々の懸念を払拭しベストを尽くして欲しいと思います。

(長いひとり言になってしまった)

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