2010年11月26日金曜日

広州アジア大会 2010 バスケットボール男子

柔道、陸上、卓球、サッカーなど日本勢の活躍が伝えられている広州アジア大会。
先日バスケットボール男子の準決勝、日本ー韓国が行われ、NHKでも放映されました。

前半途中から見たので若干間違っているかもしれませんが、前半はゾーン、マッチアップゾーン、マンツーマンディフェンスを駆使して粘り強いディフェンスを見せ、ロースコアな展開に持ち込みたい日本が流れを掴みました。
久しぶりに日本代表のユニフォームを着た田臥や、石崎がドリブルやパスでチームに流れをもたらし、竹内兄弟がゴール下で存在感を発揮し見ていて小気味の良いバスケットボールでした。
一方の韓国はスタメンがファールトラブルに陥ったり、パスミスをしたり、 タイムアウトを取ってもなかなか機能しなかったりと苦戦を強いられます。

後半に入って日本のゾーンディフェンスにアジャストしてきた韓国が得意の3ptで追撃、一気に逆転します。
私見ですが、この後半に関してはウィスマン監督の采配に疑問。
  • 終盤が勝負と見たのか、主力をベンチに下げて温存。この主力を下げた時間帯に韓国に逆転を許してしまう。
  • 韓国がコートを広く使い、速いパス回しで日本のゾーンを崩し、日本がリバウンドを取れない状況になっても同じディフェンスを継続。
  • 残り時間8秒、4点差という最終局面。逆転は非常に難しいけれど、バスケをよく見ている人なら過去にこのような局面からの大逆転劇があることを知っているハズ。しかし、その状況でシュータをオープンにするセットを選択せず、竹内と桜井の2メンゲームを選択。時間を使わされまともなシュートも打てずに終了。裏をかいた戦術のつもりだったのかもしれないが、それならもっとシューターをデコイにすべきだったし、また、二人の判断も遅かった。
 結果、日本 51 - 55 韓国 で敗戦。

敗戦の原因は監督の采配にあると思いますが、終盤での日本人選手の思い切りの悪さも原因だと思います。もっと積極的にシュートやカットインを狙ったり、アグレッシブなディフェンスを展開できていれば、違った結果になったのではないでしょうか。
韓国が本調子でないように見えただけに残念な結果です。
3位決定戦で頑張って欲しいところです。


途中ルーズボールの競り合いで田臥が顔に膝蹴りを入れられたシーンは、いつかのオリンピックか世界選手権でアルゼンチン選手(スコラ?)の顔を踏んだジャメーン・オニールを思い出しました。

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